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医療言語処理講座

2012年8月11日土曜日

外部記憶装置とクラウドサービス


 先月721日に山形医科大学病院で「医用画像管理セミナー(初級)in山形」が開催され、講義に行ってきました。私の担当は「コンピュータの基礎」でコンピュータの5大要素についての講義です。

 コンピュータの5大要素はご存じのとおり入力装置、制御装置、記憶装置、演算装置と出力装置を指しますが、記憶装置の中の外部記憶装置について講義の際にふと気づいたことがありました。外部記憶装置として磁気テープやCD-RそしてUSBメモリなどを挙げてきましたが、最近ではUSBメモリを持ちあることはほとんどなくなりました。変わってDropboxEvernoteを使う機会が多くなっています。“外部記憶装置もクラウド化しているな~”と、話をしながら頭の中を過ぎっていきました。

 そんなわけで外部記憶装置とクラウドサービスをIT用語辞典(http://e-words.jp)で調べてみた。

外部記憶装置【external storage unit】(補助記憶装置)とは、「コンピュータ内でデータやプログラムを記憶する装置。ハードディスクやフロッピーディスク、MOCD-R、磁気テープなどがこれにあたる。磁気的に記録を行うものが多いため、記憶容量が大きく、電源を供給しなくても記録が消えないという特徴があるが、動作が遅く、CPU(中央処理装置)からは内容を直接読み書きすることができない。」さらに「長期的な保存には外部記憶装置が利用される。」とあります。

 一方、クラウドサービス【cloud service】(IT用語辞典、11.7.6更新情報)とは、「従来は手元のコンピュータに導入して利用していたようなソフトウェアやデータ、あるいはそれらを提供するための技術基盤(サーバなど)を、インターネットなどのネットワークを通じて必要に応じて利用者に提供するサービス。「ASPサービス」「SaaS」「PaaS」などとほぼ同様の概念だが、これらを包含したより包括的な概念で、何らかのコンピューティング資源(ソフトウェア、ハードウェア、処理性能、記憶領域、ファイル、データなど)をネットワークを通じて利用する形態の総称として用いられることが多い。」ということです。

つまり外部記憶領域としてクラウドサービスが当然該当することになわけでうね。次回のスライドに加えようか。。。